10月第三主日、礼拝ではⅡ歴代誌20章からヨシャファテ王の信仰を学びました。南ユダのヨシャファテは晩年、3つの国の連合軍に攻めこまれました。もはや万事休す、絶体絶命の状況にヨシャファテは恐れを抱きますが、そこで慌てふためくのではなく、民を代表して主に助けを祈り求めたのです。「私たちの神よ。…攻めてくるこの大軍に当たる力は、私たちにはありません。私たちとしては、どうすればよいのか分かりません。」彼が王としてのプライドを誇示し、この期に及んでまだ自力で何とかしようと思う人なら、こうした言葉は言わなかったでしょう。主はそんな彼のひたむきな祈りに応えられました。「恐れてはならない。おののいてはならない。これはあなたがたの戦いではなく、神の戦いである。」彼らが喜びと賛美の声をあげ始めると、主は伏兵を設けて彼らを打ち負かされたのです。祈り、信頼、賛美、この三つが苦難に打ち勝つ秘訣であることを心に留めました。