子どもが服のボタンをかけ始めて、最後にずれていることに気づくということがあります。大事なのは間違ったところまで戻ってやり直すことです。デボーションはエレミヤ4章。神は背信の民に向かって、「背信の子らよ、立ち帰れ。わたしがあなたがたの背信を癒やそう。」と繰り返し告げられました。それでも民は主の声に聴き従わず、偶像の神を拝んでいきました。いつ裁きがくだっても仕方がない状況…。にも拘わらず、主は「イスラエルよ、もし帰るのなら…。エルサレムよ。救われるために、悪から心を洗いきよめよ。」と最後まで悔い改めを迫ったのです。読んでいて身のつまらせる思いになってくる箇所。神の前に真に悔い改める…これほど難しいことはありません。でも、もしやり直そうと思うなら、神はその一歩を喜び、必ず最後まで責任をとってくださるのです。今日は旧約聖書を学ぶ会があります。アブラムもまたそのことを体験した人物のひとりです。