9月第二水曜祈祷会、デボーションはルカ22章39節~。ゲッセマネの祈りとイエスさまの捕縛。かつてない危機が迫る中でイエスさまは弟子たちをを連れて、いつものように、いつもの場所で祈られました。どんな状況の中でも、父なる神に絶対の信頼を持つこと、霊的備えをしているように教えられたのです。「父よ、みこころなら、この杯をわたしから取り去ってください。しかし、わたしの願いではなく、みこころがなりますように。」イエスさまはこの杯(受難)を取り去っていただくことよりも、父なる神の御心に最後まで従えるように祈られました。そこに祈りの神髄が見られます。そして、ユダを筆頭に自分を捕らえに来た者たちにその身をゆだねられました。ユダには「友よ」と呼びかけられ、人の子を裏切るのか…と問われました。まるで、最後まで滅びゆく者の悔い改めを迫られるように。イエスさまはサタンの力にではなく、神の御旨に自らを明け渡されたのです。