祈祷会はルカ14:25~、テーマは「信仰者の覚悟」。イエスは一緒に歩いていた大勢の群衆に向かって「自分の十字架を負ってわたしについてこない者は、わたしの弟子になることはできません。」と言いました。群衆の多くはイエスがユダヤの新しい王となって、ローマの圧政から解放してくれると期待していましたが、イエスはローマの処刑法である『十字架』を負って、わたしに従ってきなさいと告げられたのです。十字架とは、イエスを信じる信仰のゆえに受ける苦難、辱めを意味します。さらに「自分の財産すべてを捨てなければ、あなたがたはだれも、わたしの弟子になることはできません。」とも言われました。多くの人はがっかりしてその場を立ち去っていったのかもしれません。でも、イエスはご自身がそうであったように、父なる神の御旨に自らを捧げて従ってくる者を求めておられたのです。こうした難解な箇所も分かち合いで恵まれるのが、祈り会の祝福です。