7月第三主日、礼拝では使徒の働き8:26~エチオピア人の宦官の救いの場面を読みました。信仰と聖霊に満ちたピリポが御霊に導かれ、エルサレム巡礼の帰途にある宦官と出会い、個人伝道が始まりました。ピリポは彼が読んでいたイザヤ書53章から始めて、福音そのものであるイエスについて説き明かしました。人生は出会いで決まる。誰と出会い、何と出会うか…一つの出会いがその後の人生を大きく左右することもあります。また、人生は刺繍のようなもの。刺繍は裏側からだけ見ると、時にどうしてこんなところを通るのか…と思うものですが、表側(神の側)から見ればきれいなデザインが描かれているのです。「神を愛する人たち、すなわち神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益することを、私たちは知っています。」山あり谷ありの人生の中で、一つ一つの出会いが私たちの救いのための神の賜物であることを思わされました。