今日の水曜祈祷会はⅡ列王記16章から。ユダの王アハズは、アラムの王レツィンとイスラエルの王ペカの連合軍の侵略を恐れて、アッシリヤの王ティグラト・ピレセルのところに助けを求めました。預言者イザヤは神のことばをアハズに伝えました。「気を確かに持ち、落ち着いていなさい。恐れてはならない。…心弱らせてはならない。」アラムもイスラエルも木切れの燃えさしに過ぎない、あなたがたは信じなければ堅くことはできない。あなたの神、主に、しるしを求めなさいと警告がありました。にも拘らず、アハズは人を恐れて人に助けを求めたのです。それで一時しのぎはできましたが、結局、アッシリヤに苦しめられる結果となりました。助けを与える神が幾度となく手を伸ばしておられるににそれを拒む愚かさ…。より頼むべき相手を間違えてしまった末路でした。順風ではなく、逆境の時こそ信仰の真価が問われるものです。私たちが恐れているのは何でしょうか。