7月第二礼拝、降り続いた雨も止んで…今朝は穏やかな天気となりました。使徒の働き7章から、ステパノが殉教の死を遂げる場面を読みました。初代教会において、ステパノは恵みと力に満ち、人々の間で大いなる不思議としるしを行っていましたが、それを快く思わない者たちから偽りの訴えを受け、最高法院に引き出されました。人々の迫害と憎悪に囲まれながらも、ステパノは聖霊に満たされ、天を見つめていましたが、ついに町の外に連れ出され、人々の石打ちによって最期を遂げました。「『主イエスよ、私の霊をお受けください。…主よ、この罪を彼らに負わせないでください。』こう言って、彼は眠りについた。」最後に彼がひざまずいて祈ったのは、自分自身に向けたものと、自分を迫害する者たちのためのとりなしでした。理不尽な世を、最後の最後までキリストの模範に従い、キリストの弟子として生き抜いたステパノのことをいつも忘れないでいたいと思います。