7月第一主日、礼拝メッセージは使徒の働き5:12~。人生に苦難はつきものです。それは分かっていても、いざ何かが起こると『なぜこんな辛い目に…」と思ってしまうものです。それはクリスチャンも同じ。初代教会の使徒たちも福音を宣べ伝えたゆえに様々な苦難に遭いました。それでも彼らが心折れずに宣教を続けた理由は何だったのでしょう。それは苦難の時こそ、転換期の時こそ、心を一つにして集まっていたからであり、苦難を恐れずに使命に立ったからであり、聖霊とともに真理を語っていたからです。そういう彼らにも度重なる迫害の中で窮することもあったでしょう。「ところが、夜、主の使いが牢の戸を開け、彼らを連れ出し…」神はこの『ところが…』という思いも寄らない脱出の道を、彼らに与えられたのです。「様々な試練にあうときはいつでも、この上もない喜びと思いなさい。」試練なくして、成長なし。苦難なくして、勝利なし。神の愛の奥深さを思います。