初夏らしい青空の下、今日はある方の葬儀がありました。最初、その方はとても怒って教会に来られました。『なんでやねん…』と言わざるを得ないような、辛い人生をずっと歩んでこられたからです。さらに、その方は重い病気にもなられました。希望の光が一つ一つ消えていくような中で、妹さんが『大丈夫。神さまは必ず癒してくださるから』と言いました。それから…不思議なことが次々と起こりました。見る人によっては別に何でもないことかもしれませんが、最初からその方を見ていた人たちは神の不思議を目の当たりにしました。その方はいつしか笑顔が似合う、また、病の中にある方々のためによく祈る人に変えられていました。そんな兄弟を見て、誰かが言いました。神が癒されたのは、身体の病ではなく、神を呪うことから始まる心の病とも言える部分の癒しだったのでは…と。「しかし、主が人の歩みを確かにされる。」あらためて、アーメンと思わされました。