5月第四週、緊急事態宣言が解除されて最初の主日。第二ペテロを続けて学んできて、今日が最後のところでした。ペテロはローマの獄中から自分の死期が近いことを感じつつ手紙を書きました。彼は偽教師の誤った教えに惑わされてはならない、世の常識や価値観に流されてはならない、あなたがたは最善を尽くして真理に立ち、主の再臨を待ち望みなさいと勧めました。水が低きに流れるように、人も易きに流されやすいのは、いつの時代も同じ。先輩ペテロの勧めは今日こそ重要に感じました。少しずつ日常が戻ってくることに安堵しつつ、この先どうなっていくのかという不安も拭えません。見えないウィルスとの戦いは見えないサタンとの戦いにも似ています。しかし、主イエスは言われました。「勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝った。」勇気とは恐れを抱かないことではない、恐れを抱きつつ信仰をもって前に進むこと。今週も信仰をもって歩み出していきましょう。