5月第一主日。ペテロの手紙第二の2章全体から学びました。その中心は偽教師(異端)の問題でした。まず偽教師の特徴について、キリスト者の中から現れること、誤った教えをひそかに持ち込むこと、神の救いのわざ(聖霊)を否定することなどが挙げられました。その結果、自分たちに滅びを招くのはもちろんのこと、多くの人を惑わし、その人たちをも滅びに向かわせてしまうのです。「愛する者たち、霊をすべて信じてはいけません。偽預言者がたくさん世に出てきたので、その霊が神からのものか、吟味しなさい。」聖書は、一見霊的そうに見えるとか、みかけだけで信用してはいけないこと、一人一人が正しい真理かどうかを見極めるように教えています。「イエスを主と告白する霊はみな、神からのものです。」私たちもあらためて異端の教えを侮らないで、注意したいものです。