ディボーションはⅠ列王記に。1章は年老いたダビデ王から、ソロモンに王位が継承されていくところです。神はダビデの次期王にソロモンを選んでおられました。ところが、兄のアドニヤが野心を抱いて「私が王になる」と言わば実力行使に打って出ました。それを知ったダビデはソロモンへの王位継承を急ぎ「私に代わって王となる」と宣言したのです。神の御心を確信して行動するダビデとソロモンに対し、アドニヤは自分の野心だけが頼りでしたから、土壇場になって怖気づき、最後はみじめなものでした。私たちも自分の行動が何を土台としているかを点検したいものです。今は新型コロナの影響で、行動を起こしにくい状況かもしれませんが…。「危機」という言葉も、本来は「危険」と「機会」からなる語だそうですから…今のこの機会も十分に生かして用いたいものです。