詩篇77篇~。詩人はいつ終わるともわからない苦難の中で主に叫び求めますが、答えはありません。過去の記憶を思い起こして平安を得ようとしてもダメでした。世界各地で外出禁止令が出るなど、新型コロナウィルスと人類との戦いも新たなステージに入ったように感じます。ここからオーバーシュート(爆発的患者急増)になるか、終息に向かうのか…瀬戸際と言っても過言ではないでしょう。予想もしなかった3月でしたが…何とか守られたことを感謝して、希望をもって4月を迎えたいものです。「私が弱り果てたのは、いと高き方の右の手が変わったからだ。…私はあなたのなさったすべてのことを思い巡らし、あなたの御業を静かに考えます。」詩人が冷静さを取り戻したのは生ける神を思い出したからです。苦しみは永遠には続かない。苦難の先には栄光が待っているのです。