あの日から今日で丸9年。大阪でも地震の揺れを感じてテレビをつけると、そこには信じられない光景が報道されていました。巨大津波と原発事故…まさに未曾有の災害。少し落ち着いた頃に教会でもチームを組んで災害ボランティアとして行きましたが、実際の目で見る光景は想像をはるかに超えていたのを覚えています。現在もなお4万7000人もの方々が避難所生活を送り、すでに多くの方が震災関連でお亡くなりになっています。それからも日本は地震、大雨、洪水、台風…次々と災害が続き、もはや「未曾有」「想定外」という言葉も使われなくなりました。昨今では中部・関西・四国にかけて、南海トラフ大地震が高い確率で発生すると言われています。過去の災害から何を学び、どう備えるのか…。コロナの中ですが、関西キリスト災害ネットワークの発足式も近づいてきました。