今日の水曜祈祷会はレビ記14章~、『ツァラアト』に対する規定が記されています。ツァラアトは重い皮膚病やカビなどの症状に似ていますが、単に病というよりは宗教的汚れとみなされ、家族からも社会からも隔絶された生活をしなければなりませんでした。治らなければ、そのまま朽ち果て…死に至る病。それは生まれながらの罪とその罪過のゆえに、死にゆくばかりの人間の姿と重なります。聖書は宣言します。「罪の報酬は死です」でも、一方で、そんなツァラアトに冒された人にも、イエスさまのもとに救いの道があることが示されています。「わたしの心だ。きよくなれ」医者を必要とするのは病人です。同じように、自分がどうしようもない罪人であることを認めなければ、救い主が必要だとは思いません。人間には無理だと思っても、神にはどんなことでもできるのです。