ある方に『教会でも節分するのですか?』と聞かれましたので、『はい。豆まきはしませんが…』と答えました。今日では『節分』と言えば、もっぱら立春前日のことを言いますが、本来は読んで字のごとく、『季節の分け目(変わり目)』のことです。昔は、悪鬼病魔は季節の変わり目に横行すると考えられていたので、立春、立夏、立秋、立冬、一年で4回の『節分』ごとに厄払いの儀式が行われたそうです。それで言うと、今世界中で心配されているのは『新型コロナウィルス』の猛威。中国の武漢ではすでに感染者が1万3千人(日本でも23名)を超え、亡くなられた方も414人になりました。『鬼は外~福は内~』と鬼ごっこのお芝居ではなんとも心もとない気がしますので…とにかく明日の祈祷会では、感染者の方々の癒しと速やかな終息を主イエスの御名で祈りたいと思います。