昨日は新島襄の召天日でした。その時代、しかも京都にキリスト教主義の大学を設立するのはどんなに大変なことだったでしょう。走るべき道のりを駆け抜けた46年の生涯、彼もまた太くて短い人生を歩んだ方です。若い時に比べると、自分もいつの間にか細くて長い人生でもいいのかな…と思い始めています。ある方から「この時代に教会は必要なのでしょうか…」という質問をうけました。なるほど、日本のプロテスタント最大教派の某教団も、2025年には教会員の2/3が75歳以上になるそうです。少子高齢化は今や世界の問題ですから、今後教会も閉鎖や移転が増えるのはやむを得ないことかもしれません。焦る気持ちも湧いてきますが、ふと…「野のユリがどうして育つのか、よくわきまえない。」と言われた主の言葉を思い出して、ちょっとだけ心も軽くなったような気がしました。