今日は今年最後の水曜祈祷会でした。マタイ2:13~、救い主にはるばる礼拝をささげにきた東方の博士たちの記事の後、信じられないような残忍な事件が起きました。動揺したヘロデ王がベツレヘムとその周辺一帯の男の子をみな殺しにしてしまう場面。いつ読んでもため息がでてしまい、中にはなぜ神はこんな惨いことを許されるのかと嫌悪感さえ覚える方もいます。でも、マタイはこの短い場面に「預言者たちを通して語られたことが成就するためであった」と繰り返し記しました。いつの時代も、この世界は不条理な出来事で満ちているように思います。神はそんな世をご存知だからこそ、救い主を遣わしてくださったのではないでしょうか。日曜日のクリスマス礼拝から昨日のキャンドルサービスの恵みを振り返りつつ、駆け抜けたクリスマスの余韻を心に刻んでいました。