今日の水曜祈祷会はミカ1章から。預言者ミカに神の啓示がありました。ヤコブの背きのゆえ、イスラエルの家の罪のゆえに、神の裁きが下る。罪とは神がいないかのように自分勝手な生き方をすることですが、もう一つ大事なのは「なすべき良いことを知っていながら行わないなら、それはその人には罪です。」ということ。神の民がなすべき良いこととは何だったのか…。彼らはどこで道を外れてしまったのか…。ミカは同胞の行く末を知らされ、ジャッカルのように嘆き、だちょうのように悲しみ泣きました。私たちもともすると、誰かが殺人罪や窃盗罪で捕まっても、自分はそんなことしていないと安心します。誰かが罪人であっても、自分はそうでないと思う。でも、選ばれた者、愛された者には、それだけの神の期待がかけられていることも、いつも忘れないでいたいものです。