昨日は関西宣教区の牧師会。早いもので「今年最後の…」という言葉を聞くようになりました。さて、今日の水曜祈祷会はイザヤ50章から。イスラエルの民は、エルサレムの壊滅とバビロン捕囚は自分たちが神との関係を壊し、他の神々に心をゆるしてしまったからだと思っていました。もう絶望的だ…。そんな自暴自棄に陥る彼らに、神は「このわたしは、あなたを忘れない」と言われます。私たちも思わぬ困難や苦しみにあうと、どうしてこうなった…もう絶望的だ…と思ってしまう。でも、まだ終わりではありません。人間的に不可能だと思う状況も、神にとって不可能なことはないからです。苦難の中でこの事を思い出し、この信仰に生きるとき、私たちの心に確信がわいてきます。「神である主は私を助けてくださる」この希望は失望に終わらない、それが聖書の約束なのです。