ハートフル英会話のチャペルタイムで聖書のお話しをさせていただきました。そもそも聖書の原典はヘブル語・アラム語・ギリシャ語で書かれていて、日本語版は翻訳です(私たちの教会で使っているのは新改訳聖書2017版)。あとがきには「原語にあくまでも忠実であり、読みやすく、しかも聖書としての品位を失わない訳文」とあります。ただ…少し物足りないのは資料が乏しいこと。一方で、新世界訳(エホバの証人の方が使われる)も第三版が出たようですが、こちらは資料が豊富でなかなか読み手に優しい配慮が見られます。しかも中身を見ると「地は荒れていて何もなかった」「神が送り出す力」「光よ、輝け」など、思い切った改訂がしてありました。読みやすければいい…ということではないでしょうが、最初に手にするのがどの聖書であるか…ここが大きな分かれ目です。