今年5月の皇位継承に伴い、天皇陛下の即位を国内外に宣言する「即位礼正殿の義」が午後1時から行われました。TVニュースはこのこと一色だったと思いますが、同じ時間に教会では聖書を学ぶ会がありました。もう何回目かになりますが、創世記3章後半~アダムとエバがエデンを追放されるところから。何度読んでも違った感想が湧いてくる箇所です。ある方が言いました。「神はなぜ二人をエデンから追放したのか…」すると別の方がこう言いました。「裁きがあるから、救いがあるのでは…」まさにその通り。アダムが妻の名を「エバ(生きる)」と名づけたのも、神である主が二人のために皮の衣を作って着せてくださったのも、創世記3章は絶望の中にも希望の言葉が綴られていました。人間にとって最悪と思われる場所にも、神の希望は射し込んでいることを思わされます。