10月第三主日、礼拝メッセージはⅠ列王記19章~。カルメン山でバアルの預言者450人とたった1人で戦って勝利したエリヤでしたが、ここでは全く弱々しい姿でした。王妃イゼベルの報復を恐れ、逃亡生活を余儀なくされ、ついには「主よ、もう十分です…」と自分の命が絶えるのを願います。いつ果てるとも知れない戦いの中で、一人の賛同者も得られず、疲れ果て、燃え尽きてしまいそうなエリヤ…。でも、主はそんな彼のもとに御使いを遣わし、「起きて食べよ。旅の道のりはまだ長いのだから」と慰めのことばを語られました。私たちがもう終わってしまいたいと思うその時に、主はまだ終わりじゃないと言われるのです。主は私たちの弱さも、力不足も、挫折感も、すべてを知っておられ、それらも益と変えて、主ご自身のご計画の中に私たちを新しく遣わしてくださるのです。