祈祷会はマタイ21:33~。イエスは祭司長たちによく譬えを用いて話されました。その方が聴き手により効果的に、そして印象深く伝わるからです。ある家の主人が大切なぶどう園を農夫たちに貸して旅に出た。収穫の時が近づいたので、主人は自分の収穫を受けとろうとして、農夫たちのところにしもべを遣わしたが、農夫たちは次々としもべたちを殺してしまった。そこで主人は息子なら敬ってくれるだろうと思って遣わしたのですが、その息子も殺されてしまったという話しです。主はここで「家を建てる者たちが捨てた石、それが要の石となった。」という旧約聖書を引用されました。まさに主は人々に捨てられ十字架にかけられましたが、その死と復活が要の石となって神と人とを繋ぎあわせたのです。最後まで悔い改めを迫られた主の忍耐と憐れみ深さが伝わってきました。