マタイ18:1~、弟子たちはイエスに従いながらも、自分たちの中で誰が一番偉いのかという思いが絶えずありました。この時も、イエスがペテロとヤコブとヨハネだけを連れて山に登られたことやペテロの分の税金を払うことなど、他の弟子たちは面白くなかったでしょう。彼らの関心は神の国の完成よりも、自分たちの地位にあったのです。そこでイエスは小さな子どもを呼び寄せ、彼らの真ん中に立たせて、あなたがたも悔い改めて子どものようにならなければ御国に入ることはできないと教えられ、さらに子どものように自分を低くする者が御国で一番偉いことを説き明かされたのです。多くの人は人生に勝とう勝とうと頑張ります。でも、「負けて勝つ」とも言いますが、時に「負け」を認めることは「勝つ」こと以上に意味があります。最後に勝つために、今、何をするかです。