今日は関西宣教区連合婦人会が茨木でありました。講師は蔡香さんで、「よい聴き手となるために」というテーマでの講演会でした。一般的なカウンセリングとは違う、クリスチャンとして人に寄り添うことについて、聖書的土台をもとに教えてくださいました。特に印象に残ったのは、何よりも私を愛されたキリストの愛に学ぶこと、また、共感的理解を目指すことです。「共感」empathyと「同情」sympathyの違い。相手の話しを聞いていて、「わかる」「かわいそうに…」などと応答するのは同情の表現で、相手自身がどう感じているかに焦点をあてて、「あなたはこう感じているのですね」と受け止め寄り添うのが共感表現とのこと。悩み、苦しみ、重荷を負っている人を、まずはありのままで迎え入れることの大切さ…。それは憐れみ深い神の姿勢と大いに重なるところです。