6月第一主日、まだ誰も来ていない時間に一人で祈って礼拝に備えました。メッセージはヨハネの黙示録2:1~。日々厳しい迫害を耐え忍んでいたエペソの教会に、主は「わたしは…知っています」と手紙を送られました。彼らは行動面でも知識面でも立派な信仰をもっていましたが、一つだけ「あなたは初めの愛から離れてしまった」と告げられたのです。それは教会として致命的なことでした。そこで主は、彼らにどこから落ちたかを思い出し、悔い改めて、初めの行いをしなさいと命じられました。人はみな、知らず知らずの内に道を間違えてしまっていることがあるのではないでしょうか。自分の誤りを認めて、向きを改めるのは容易いことではありません。でも、その事に気づかせて頂けるのは、まだ立ち直るチャンスがあるということ。厳しい言葉は切なる愛の表われなのです。