水曜祈祷会はⅠサムエル25章~。サウル王に命を狙われ続けるダビデ、そこへ愚かな夫ナバルと聡明な妻アビガイルとの記述があります。裕福なナバルに、ダビデは誠意を尽くしてわずかな贈り物を願いました。しかし、それをあっけなく断わられると、ダビデは激昂し、400人の兵とともにナバル討伐に乗り出したのです。すると、ちょうどそこにナバルの妻アビガイルが贈り物をもって現われ、女預言者のような言葉によってダビデの怒りを収めたのです。今日は特に、「ちょうど」という言葉が心に留まりました。神のなさることは、偶然はなく、いつもすべてが必然です。アビガイルは、その神の時(カイロス)、神の御心をしっかりとらえて行動したということでしょう。「平和をつくる者は幸いです」彼女のような争いではなく平和をつくる者にならせて頂きたいものです。