「他人の『死』は経験できても、自分の『死』を経験することはできない(ハイデッガー『存在と時間』)。今、十分に幸せでも、社会的に活躍していても、多くの日本人は「死んだら終わり」というニヒリズムを抱えているのではないでしょうか。この殺伐とした状況から逃れ、宗教や精神世界に救いを求めても、心から納得できる答えを見出せる人は稀のようです。自分の「死」と向き合うことは、「生」の意味を真剣に見つめ直すことでもあります。以前、ある学生が「希望など持っても失望させられるだけ…」と言っていたことが忘れられません。神は、私たちが宗教を持っているかどうかに関係なく、すべての人を愛し、慈しみ、助けたいと願っておられます。その神のことばである「聖書」は、私たちに希望を与えるために書かれた本です。ぜひ一緒に読んでみませんか…。