水曜祈祷会ではⅡコリント11章から「苦難のしもべの道」というテーマで学びました。教会の中で傍若無人に振る舞う偽使徒たち、それを耐えているコリントの信徒たち。その状況を思い浮かべるパウロの憤りは、いかばかりだったでしょう。ここでは、偽使徒たちの言動とパウロの言動を比べてほしいという堪り兼ねたパウロの本音が垣間見られます。それは単なる苦労話ではなく、キリストに従うゆえの苦難のしもべの道です。「彼らが苦しむときには、いつも主も苦しみ、」いつの時代も、信仰に生きようとするなら世との軋轢はさけられないのかもしれません。でも、そのような中で…私たちも弱さのうちに現れてくださるキリストの力を体験したいものです。